足裏反射区療法で足のマッサージ！その効果やメリットとは

肩こりや頭痛、眼精疲労など仕事などの疲れを原因とした症状にお悩みの方は多くいらっしゃるかと思います。溜め込んでしまうと精神的にも辛くなってしまいますので、定期的に解消しなければなりません。その方法として効果的となるのが「足裏反射区療法」です。あまり聞き慣れないかと思いますので、今回は足裏反射区療法についてメリットや効果などご紹介いたします。

足裏反射区療法とは

足裏反射区療法とは、主に足裏にある特定の箇所を押すことによって、全身の中の特定部位に対して変化を起こすことが出来るとされている療法のことで、リフレクソロジーともいいます。施術をするために必要となる資格ですが、現在の法律では不明瞭な点が多いものの、「あん摩マッサージ指圧師」の資格を持っていれば概ね問題がないといえるでしょう。ただし、今後においては法制化に発展することも考えられますので、違法行為にならないように注意が必要な部分でもあります。

発祥はアメリカで、その昔ウィリアム・フィッツジェラルドという医師がとあるきっかけから足裏には痛みを和らげる効果があることを発見しそのことを綴った「ゾーン・セラピー」という本を出版しました。その後ユーニス・イングハムというアメリカの理学療法士がそのゾーン・セラピーを発展させる形で、足裏の特定の箇所は全身の特定部位と連動していることを突き止めました。そしてフットチャートという足裏の地図のようなものを作成したのですが、「足裏反射区」ともいいます。

足裏反射区では非常に細かくマッピングがされており、その一つ一つが全身の特定部位へのつながりを表しているのです。そのため施術の際には、施術を受けられる方が現在悩んでいる体の不調や症状をしっかりと確かめた上で、それに対応する部分へのアプローチを行います。

足つぼマッサージとの違い

足裏反射区療法の効果

足裏反射区療法の効果ですが、大きく分けて4つあります。実際の症状の改善に関しては個人差があるものの、具体的な症状の改善ではない足裏反射区療法自体の効果としては、ということです。自然治癒能力の復活や向上を目的としていますので、効果に関してもそれにまつわるものとなります。

体温を上げる

血行を良くすることが出来るため、ベースとなる平熱が上がります。

病気になりにくい体質に変える

自然治癒能力が高まることによって、体の免疫力が向上します。肌寒さを感じさせる今ぐらいの時期が丁度いいです。

肥満解消

酸素が体中を駆け巡るようになったおかげで、新陳代謝が良くなり老廃物が溜まりにくい状態となるのです。また、リンパや血流が良くなるためむくみが取れる要素でもあるのです。

リラックス効果

優しい施術で行われるため、自律神経も整うなどのリラックス効果が非常に高いとされています。

施術の際には全身の体温をやや高めの状態にキープするといいでしょう。事前に体温を温めておくことによって、さらなる血行促進が見込まれますので、施術の効果がより高くなります。また、足裏反射区の中から特定の部位に対応しているエリアだけをマッサージしてしまいがちです。しかしどの部位に関しても他の部位と密接につながっており、まとめて対応したほうが相乗効果にも期待できることから、全体的にまんべんなく押すことが大切です。

足裏反射区療法のメリット

足裏反射区療法のメリットですが、最も大きなものとしては「体全身の不調に対してアプローチすることが出来る」というものが挙げられるのではないでしょうか。内臓などのように、通常ですと薬などでなければどうすることもできない部位があります。足裏反射区療法では足裏反射区の中から特定のエリアに対して施術を行うだけでピンポイントでのアプローチが出来るのですからとても意味のあるものではないでしょうか。

また、痛みを伴わない施術となりますので、心の準備をする必要もなく、気軽に楽しみながら施術を受けることが出来るという点も挙げられるでしょう。心地が良いことで施術中は眠ってしまうというケースも少なくありません。それほどリラックスできるものということですので、精神的にリラックス出来る環境という意味でも貴重なものになるのではないでしょうか。さらに自然と自律神経を元通り調整できるようにする効果も期待できますので、病気と診断されていないような症状でも対処することが可能となるのは心強くもあるでしょう。

まとめ